社交

ざんねんな人間図鑑

上手に生きていられない生物のわたしへ。

f:id:Hakamaya_Nez:20200612221636j:plain信じられないほどとんでもなく辛くてどうしようもねぇなとなることが起こってしまい、誰も悪くないからそれこそ解決策もこれからの事の運びも想像が付かずに、漠然と虚空を眺めています。ため息も出るってもんです。
結局どこでまちがえたのか確立することもできないけど、とりあえず何をいっても仕方がないのかな、と思って、口をつぐんでニコニコしている。人が冷静さを無くしていくような景色を他人事みたいに俯瞰で見ていた。フラッシュバックと罪悪感が酷くて元からクソザコみたいだった神経が擦り切れて、上手に死ぬから許してほしいと言った。生きろ、と言われた。それもまた信じられなかった。へぇ、わたしにもそんなことを言われる価値があるのか、と淡々と泣いていた。わたしが心をゆるゆると自傷していくことが、誰かを不安にさせてしまったようだった。わたしよりわたしを大切に思っていたのだろうか。エゴにエゴを重ねて、勝手な解釈を振りかざして、誇大広告を広げて、誰かを殺していた。目の前には現れない自分にとっての絶対的な存在に慄然としていたわたしは、何もできないままニコニコしていたことに気付いて、そっと、静かに報われた気がしていた。